こんにちは。

今日はティアドロップ加工の回です。

甲府界隈の職人は棒つゆと呼んでいます。

ファセットカットのティアドロップはブリオレットと呼ばれています。

写真担当者が忙しくて画像を用意できない様なので、文字だけ先に投入します。

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円柱状にするのは前回シリンダー加工と同じなので、一緒に作っておいた物を使います。

まずふっくら丸い側から作ります。

どの様なプロポーション・バランスにするのか決めて、一番太くなる部分に油性ペンで目印の線を引きます。

中心軸のズレが無いか確認するために、丸断面の中心にも印をしておきます。

尖り側にドップに貼ります。

冷めたら、#320のカーボランダムを使い溝皿で研磨します。

溝皿とは、大量のカボションを短時間に同じRで仕上げるために、作りたいRに合わせて溝が彫ってある研磨皿です。

石を当てながらRを確認して使う溝を決めます。溝皿は沢山種類が有って、どれも微妙に違うので選ぶのが大変です。すっごく重いので、動かすのが一番大変、、、

削る時には砂(カーボランダム粒)と水を手に取って石にかけながら削ります。

砂と水が少ないと摩擦で火花が出て石にカンが入ったり、回転に引っ張られる力が強くなり石が飛びやすくなります。研磨剤の粒度が細かくなるにつれて危険度が上がります。(接触面積が広がるり摩擦が大きくなる為)

ドップをくるくる回しながら、全体を同じように削れるように気を付けながら削ります。

ふっくら側が出来上がったら、ドップを貼りかえて尖った側を削ります。

要領は同じです。

円周を同じだけ削って中心軸がズレないように気を付けます。

ふっくら側との接面にエッジが残らない様に気を付けながら、一番太くなる部分の胴回りのプロポーションを整えます。

全体が仕上ったらドップから外しバレルに投入。

後は毎日バレル交換して仕上がりです。

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このブログは、写真が準備出来たらそれに合わせてリニューアル予定です。

いつになるかは分かりませんwww

では皆様楽しい夏休みを!

こんにちは。

動画連動:シリンダー加工②です。

前回の続きが有ったみたいですwww

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前回より少し回して少し丸くなっている状態からスタートです。

シリンダー2-1.jpg

↓まだ機材が当たらない場所が、V状に残っています。
棒で指している部分です。
機材が当たっている場所と、まだ当たっていない場所では音が違います。
動画を見て頂くと音の違いが分かりますよ。
音を聞きながら研磨を進めていきます。

シリンダー2-2.jpg

↓サイズはアナログですがノギスで図ります。
今12.3ミリ。

シリンダー2-4.jpg

↓大量に同じ物を作る場合は、上下させる回転レバーに目印を付けます。

シリンダー2-5.jpg

↓角が取れたか指先で確認中。

シリンダー2-6.jpg

↓余談...グラインダーに付いている刃は新しいからとっても良く切れます。

シリンダー2-7.jpg

↓余談...お水はどこにいくの?

研磨刃下の扉の中にバケツが有って、ここに切削油を入れています。循環型。

バケツを新しい油に変えるときにとんでもない虫がいることもwww、、、、ポンプに巻き込まれてバラバラになっていたりして、実際には笑えませんが。

シリンダー2-8.jpg

↓丸くなってきたので終了。

研磨痕が筋状に入っています。

粗いメッシュで削っているので、結構深い跡です。

このままではバレル加工で跡を取り切れないので、ディスク加工で目を詰めます。

シリンダー2-9.jpg

↓320で削る。

シリンダー2-10.jpg

↓ひたすらくるくる回します。

シリンダー2-11.jpg

↓削ったがまだスジが有ります。
この状態でバレルに入れても多分跡が残ると思います。
が、実験で残るかやってみる?とこのまま終了しました。シリンダー2-12.jpg

この後ティアドロップを作るので、バレル加工はそれと一緒にします。

ので、今回はここまでです。

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今日のライブ配信で秘密基地に行ってきました。

天然石が山積み、お宝ざっくざくwww

是非遊びに来てください。

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こんにちは。

いつも有難う御座います。

動画を見ていただいている方はいらっしゃいますか?平日昼間なんてのんびり動画を見る時間なんて無いでしょうかwww

今回はシリンダー加工ですが、これは以前メモリアルジュエリーで書いているので、さらっといきます。

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↓加工前

以前切り出した残りです。

シリンダー1.jpg

↓シリンダー用とドロップ用、2本分切り出します。

柄とかバランスを考えて長さを決めます。

映っている板状の物はサイズ棒です。1㎜刻みで自作しています(以前居た職人さんが)。とても重宝するありがたい道具です。

シリンダー2.jpg

↓小割です。

シリンダー3.jpg

↓切断終了

シリンダー4.jpg

↓グラインダーで粗削り。

シリンダー5.jpg

↓角の出っ張りを無くし大体の円柱に。

シリンダー6.jpg

↓赤矢印の場所がダイアモンドの切削刃。グラインダーと同じ物で使い回ししています。

シリンダー7.jpg

↓保持具にセット。

棒で両側から挟みます。

シリンダー8.jpg

セッティングが一番気を使います。

挟み込む位置がセンターから0.5㎜ズレると、外周は1㎜ズレる事になります。

セッティングする石が、仕上げるサイズよりかなり大きければ大体の位置で固定し切削に進めばよいのですが、サイズを大きく切り出すのは石がもったいないし加工にも時間がかかるので出来るだけ無駄のないサイズにします。

だいたい仕上がりサイズより1.5㎜~2㎜程度大きいサイズが加工しやすいです。

↓各種調整中。

これは高さ調整。

シリンダー9.jpg

↓削り中。

シリンダー10.jpg

シリンダー12.jpg

以前ブログで書いたシリンダー加工との違いは、

まず、切削刃を変えました。以前使っていた刃はグラインダーに付けてしまっています。

交換がとてもとても大変なので、現状ついている刃をそのまま使いました。

違いは、幅が短い、目が細かい、古い。

細かいと言っても#200程度ですが、これに古さも加わり切れない‼

とにかく切れが悪い。そして石を生メノーにしてしまったので余計削れない。

綺麗な円柱になるのにすごく時間がかかりました。

その分深い溝は少なく、目を整えるのは短時間で済みました。

まだ深い溝が残っていますが、このままバレルに入れるとどうなるのか実験の為に、この状態で終了とします。

次に行うティアドロップの切削加工が終わったら、一緒に振動バレルに入れて磨きます。

次回はティアドロップ加工です。

本日もお付き合いありがとうございました。

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何と②が有りましたww

しかも写真が沢山www

今②作成中です。UPしたらまた読んで下さい。

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動画

オーバルカボション加工⑤

仕上がりの回です。

ずいぶん長い時間加工していた様な気がしますが、1個石を加工するのには短めの時間です。

サイズ指定や枠合わせの場合、確認作業や慎重作業が増えるのでもっと時間がかかります。

加工数が沢山有れば時間短縮の方法が有るので、1個あたりにかかる時間が減ります。

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さて加工の説明を。

↓山の白っぽい部分が前回#320で削った部分。裾の黒っぽい部分が②で外形を作った時の#600の部分です。

OVカボ5山付1

↓形はほぼ出来ているので山全体を#600の肌になるように研磨。

OVカボ5山付2

彫金もそうですが、同じ事の繰り返しで目を詰めていきます。

多少は形が変わるので修正しながら加工。

↓#600終了。全体が同じ色になりました。

OVカボ5山付3

↓#600のスムージングペーパー。

↑の加工で一見つるっとした山に見えますが、細かい平面の集合なのでエッジが立っています。このエッジをつぶしてつるっとさせます。

IMG_0483.jpeg

↓#600スムージングペーパー終了。半艶出てます。

OVカボ5山付4

↓磨き。アルミナをフェルトに含ませて。

色々な方向から磨いてつや出します。同じ方向だと研磨痕が残ります。

OVカボ5山付6

↓仕上がり。

IMG_0485.jpeg

艶っとしたでしょ。

下地のかけ方が甘いと、反射光がぼこぼこと歪んでしまいます。

↓ちさちゃんが写真を綺麗に撮り直してくれました。追加アップします。

紅完成2

参考までに、今後表面がぼこぼこしたルースを見つけたら一緒に撮ってUPしますね。

という事でオーバルカボション加工全五回終了となります!

長々有難うごさいました!

次回はシリンダーかな。

また宜しくお願い致します。

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 オーバルカボション加工動画⑤:htt//youtu.be/FxJoQN3VX30ps:

こんにちは。

前回の続きオーバルカボション加工④です。

山付けの第一回目です。

撮影しているちさちゃんにブログ用の写真も用意してもらっているのですが、何をやっているのかわからない写真が時々、、、覚えていないです。

動画を見返す勇気?が無いので写真から想像して文章を書きこみます。動画でしゃべっている内容と違っていてもご容赦ください。

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前回はドップを貼り替えました。

↓加工開始。この状態から山付けしていきます。

まずガードルを作ります。

OVカボ4山付2

↑2/3位ガードルが有ります。

↓#180で削り1/3位まで低くしました。山もざっと付けました。

この後#320→#600で加工するので、まだガードルが厚いですがこの位で止めます。

OVカボ4山付3


ガードルは出来るだけ同じ幅の帯状に作ります。

↓#320で加工。

#180ではざっと削っただけなので、ここで形を整えます。

OVカボ4山付4

↓山のRが気に入らない部分を指しています。多分。

IMG_0464 (1).jpeg

↓多分この場所が出っ張っていたのでピンポイントで削っています。

OVカボ4山付4

手の癖や機械の回る方向で削れやすい場所が有ります。あと石の性質でも。

↑で削っている場所は残りやすい(出っ張りやすい)部分です。

気になる部分だけピンポイントに当てて削ります。削りたい場所に上手く当てられるかがが腕の見せ所です。

↓#320終了。

OVカボ4山付6

次回最終回。

#600~磨きまでです。

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今日のライブご覧になった方おりますか?

衝撃の映像が流れました‼

いやぁ、石が飛んで、、、後日回収しておきます。

水の供給が少ないと摩擦が大きくなり持っていかれちゃうことが、そこそこあります。

ダイアモンドディスク加工のように上から水が落ちてくると良いのですが、、、

研磨皿側面を覆っている水色のタライはプラスチック製です。石が飛ぶことを想定し、当たっても割れにくい柔らかい素材を使っています。今回はお空に飛んで、、、

今回は捨てる予定の小さな端材を再利用、何か出来ればいいかな、という感じでドップに貼らずざっくり加工していたのが敗因です。そして動画撮影で集中力が無かった、、(言い訳)

お客様からお預かりする石はちゃんと丁寧に扱っています‼

でも、飛んで無くなるサイズはどうしても有って。ドップに貼っても1㎜位に加工する時は飛んでも良ければ加工します、とお伝えしてからお受けしています。

過去最小加工は1.2㎜の瑪瑙白毫です。

今回もお付き合い有難うございました。ではまた次回。

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オーバルカボション加工④動画:https://youtu.be/bSe-vMbI9ag

こんにちは。

ちょっとだけだったので本日連続投下。オーバルカボション加工③です。

ドップの張替え。

温めて、剥がして、貼り直して、冷ます。

これだけです。

でも、時間はかかります。ほぼ待ち時間。

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↓温めます。

OVカボ

お湯で温める事も有ります。

今回はダイアモンドディスク加工後で、研磨剤等で汚れていないのでラック板にそのままおいて温めます。

↓外れました。

全体が温まればラックが溶けて、ドップが倒れて外れます。

OVカボドップ張替え2

↓ラック溶かします。

直ぐ貼れるように、貼る面(裏面)を上にしておきます。

OVカボ1ドップ貼3

↓センター合わせ。

毎回言います。これ大事ポイント。中心、垂直に。

OVカボドップ張替え4

↓冷めるのをのんびり待ちます。

急冷は厳禁!

OVカボドップ張替え5

冷めるのに時間がかかるのでここで終了です。

次回こそ山付けです。後2回。

ちょびっとな内容にお付き合いいただきありがとうございました。

それでは又。

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あまりにちょびっと加工だったので、ダウンジャケット着たまんまww

オーバルカボション加工③動画:https://youtu.be/bSe-vMbI9ag

こんにちは。

早速ですがオーバルカボション加工②です。

↓まず#320でガードルを整形。

OVカボ2ガードル1

フリーハンドの目測で形を取ります。

↓大体こんな程度で終了。

OVカボ2ガードル2

↓#600で形を決めます。

OVカボ2ガードル4

#600ダイアモンドディスクの次は#600のペーパーなので、この段階でガードルを作り終えます。

ペーパー加工では形がいびつに変形しやすいので、この段階で形を作り終わらないと綺麗に仕上がりません。

目測だけでRのシンメトリーを作るのは苦労します。

目見当で形を作っているので、なんとなくいびつだな、、、なんて事が多々あります。

そんな時には真っ直ぐな棒を目印に、左右の山の形を整えます。

動画でこのあたりの事は説明しているので、見てもらった方が解りやすいです。文章にするのは難しい。

ガードル整形が終わったら面取りします。

エッジ(面と面の境)が垂直→鋭角になればなるほどエッジが欠けます。

ガードルは裏面の対し垂直に作るのでどうしても欠けが出来ます。

(ガードルを鈍角に作ると枠留めの時に爪がかかり難く、鋭角にすると爪留めの圧力で割れやすい。又、山付けの時に少しでも山の付け始めの位置がずれると形が変わってしまいます。)

面取りをしつつガードルを加工すれば欠けないのですが、形が見えにくくなるので私は最後に面取りします。

↓ガードル加工終了。面も取り終えています。

OVカボ2ガードル3

↓裏面加工。

①で#500まで加工したので今回は#1000。アレキサンで加工。

アレキ加工と呼んでいます。

OVカボ2裏アレキ

↓磨き。アルミナ。

OVカボ2磨き

↓終了。(ボケボケで分かりずらいですが)艶々です。

OVカボ2裏仕上

以上、オーバルカボションの裏面とガードルの加工でした。

次回はドップを貼り替え表の山付けです。

次回も宜しくお願いします。

では‼

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オーバルカボション加工②動画:https://youtu.be/WRWI_F_JSTc

こんにちは。

またまた、気付いたら前回と間が開いていました。大急ぎで更新せねば!

という事で、本日はオーバルカボション加工①の回です。

加工業務の中で一番多いのがこの加工です。一番売れるんでしょうが何故でしょうね?

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カボションはR(カーブ)の取り方が色々です(形が色々)。Rの部分を肩と呼んでいまして、角に近いほど肩が張っていると呼んでいます。

ガードル形状や山の付け方で、肩が張った形とか、肩が張った山とか言います。

ガードルは、オーバルもペアシェイプも作り手の好みの形状が反映されやすいです。

山は作り手の好みと、石の性質で形が変わります。

枠ありきで石を探すなら、爪留め枠だと多少サイズが違っていても止められるのですが、覆輪枠だとジャストサイズでないと綺麗に見えません。

小さい場合は接着でなんとなくごまかす事も有りますが、肩のRが有っていないと入らない場合が有ります。

大きければもちろん入りません。

ネットでお買い物する場合は、サイズ表記だけで購入してしまうと枠に入らない、なんて事が起こりますね。

さて、ようやく加工です。

山梨と京都とか局所的かも知れませんが、透明感の有るインクルージョンやクラックが少ない石を紅水晶と言います。ハイグレードな石。

これに比べ、白濁し全面にインクルージョンやクラックが入っている石をローズクォーツと呼んでいます。

↓これは紅水晶の原石。

OVカボ1原石

オーバルが取りやすい形状なので切断せずに削ります。

↓山側と底面側を決めグラインダーで大体の形にします。

OVカボ1グラインダー

↓底面を整えます。

今回は平で仕上げるので、平面皿で加工。#500。

OVカボ1粗磨終

OVカボ1底面#500

↓#500終了。

メッシュが細かくなったので、上の写真より少し白っぽい感じが無くなりました。

OVカボ1底磨終

ガードルを加工する時にエッジが欠けるので磨きはガードル整形後にします。

艶が有る方がカケが大きくなりやすいです。凹凸が無くなる分ペリッと大きく持ってかれやすいのかな。

↓ガードルを整えるのでドップに貼ります。

まずラック板で加熱。

OVカボ1ドップ貼1

↓石を温めつつ、ラックを溶かす。

OVカボ1ドップ貼2

↓ドップ貼りと位置決め。

重要な場所決め。底面に垂直平行、中心合わせ。

ラックが固まる前に位置を決めます。

温め過ぎるとなかなかラックが固まらず、ドップを持ち上げた時に石が落ちたり、冷却中にズレたりしてしまいます。

ライブ中も熱くて何回か落としていますww

OVカボ1ドップ貼3

↓冷却中

OVカボ1ドップ貼4

急冷や熱いままだと石にクラックが入ったり、ドップが剥がれるので常温で冷めるのを待ちます。

沢山加工する時は、初めにドップに貼った石が終わりころに冷めるので、冷めた物から加工します。

今回は1個だけなので冷めるのを待つために、ここで一旦終了です。

次は②ガードル加工と底面の磨きです。

オーバルカボションは全5回。③~⑤で山付けですね。

それでは次回も宜しくお願い致します。

お付き合い有難うございました。

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加工動画:https://youtu.be/OZRc2JPp9C8

こんにちは。

バフトップ加工②です。

バフトップ加工は今回で仕上がり終了です。

前回は#600ダイアモンドディスクでクラウン側になだらかな山を付ける所まで行いました。

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次は、形が出来のでスムージングに移行。

↓紙のような布のような素材に研磨剤(これは#600のダイア粒子入り塗料的なもの)が塗られています。カボション用はこれをスポンジの上に貼って使います。

BT②スムージング赤.jpg

ここまで硬い板状の機材で研磨していたので、一見カボションに見えても細かい平面の集まりです。面と面の接する部分に出来るエッジ(尖った部分)が有るので、これをなだらかにして表面を整えます。

↓半透明位まで艶が出てきました。

BT②スムージング赤終了.jpg

ライトの反射がうっすら映り込んでいます。この反射がガタガタせずにスッと線として映り込めば終了です。

水晶はスムージングペーパー#600まで加工すれば、次の工程で艶が出ます。

石の種類によっては更に細かいメッシュのスムージングペーパー等で加工します。

↓最後は磨き。

BT②磨.jpg

分厚いフェルトに磨き用の研磨剤と水を付けて加工します。

磨き粉は何種類かあります。今は白いアルミナを使っています。

水晶系の磨きでは、私は今までに3種類の粉を使いました。

昔:酸化クロム(緑)→セロックス(茶)→アルミナ(白):今

昔は「青粉」と呼んでいる酸化クロム(緑色)が主流でした。今は好みでしょうか?

私の感覚としては

●青粉―ぬるっとした艶。柔らかい感じの艶。手の細かい皺に入り込み緑色の手で生活を送らないといけない。シャンプーで髪の毛を洗わないとなかなか色が落ちない。バレルは青粉が艶が出やすい。

●茶色-メノーに向いていた様な...あまり記憶に無い。

●白粉-切れが良い。ちょっとしたヒキ(筋状の研磨痕)なら力を込めれば取れる。キリっとした艶。白いので皺に入り込んだ汚れが目立ちにくい。

どれを使ってもモース硬度7系の石は艶が出るので何故研磨粉を変えたのかは分かりません。気づくと変わっていました。

上司が変えて、多分その時には理由を聞いた事も有ると思いますが、もう忘れました,,,

その時の周囲の流行りとか、手洗いが楽とか(色が残った手で帰りにお買い物に行ったり、料理を作ったりするのが気分的によろしくなかったとかww)かなぁ。

↓艶出ました。画像がヒドイ。

BT②磨上.jpg

全体の艶が出て、光を当てて映り込みや光の反射が歪んでいなければ完成。

反射に歪みが有る場合は磨きを続けるか、それでもダメならスムージングに戻ります。

画質は悪いのですが、並んでいれば違いが分かりやすいかな?と思い番手ごとに写真を並べてみました。

ダイアモンドディスク#600→ダイアモンドスムージングペーパー#600→アルミナ磨き

バフ比1.jpgバフ比2.jpgバフ比3.jpg

↓ドップから外してちゃんとした写真撮りました。ちゃんと撮れれば綺麗。

IMG_0396.jpeg

初回なので短時間で終了する加工を紹介しました。

山は高くなればなるほど手間がかかります。又ガードルが真円から離れるほど、角度が鋭角になるほど手間がかかります。

RDよりOVの方が手間がかかり、更にSQやPSは手間がかかります。

同じ形状のルースが沢山有る場合、艶はもちろんですが、丁寧に加工しているかどうかはガードルの厚みで判断しています。私は。

このあたりの話はSQ(スクウェア・四角)を加工する時にでも詳しくお話します。

次回はOVカボション加工です。全5回です。

今後も宜しくお願いします。

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動画バフトップ加工②:https://youtu.be/1O2WA9Dgj6c

こんにちは。

お待たせいたしました。

動画の写真の処理が出来ました!

本日から動画で加工した内容をブログでUPしていきます。

動画を見返していないので、話している内容と、この文字の内容は多少違うと思います(自分の動画は恥ずかしくて見られない、、、)

が、このブログの方が内容をそこそこ精査してUPしているので正確だと思います。

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では、動画連動:バフトップ加工①

↓左がファセットカット。右がバフトップ。

バフトップ前後

写真分かりにくい、、、と思う方は、今後のブログをお楽しみに。

↓まずドップ付け。

バフトップ①ドップ貼.jpg

小さい石は手で持って加工するのが大変なので、ドップ(持具)に接着します。

写真の茶色い棒がドップです。これは素材が木。

手で持てる大きい石でも、棒に着けた方がくるくる回せて綺麗に仕上がる形状も有るので、ドップに接着することが有ります。

熱可塑性(熱で溶けて冷えると固まる)のラックボンド(通称:ラック)を使用して接着します。

(写真無し:写真をピックアップしているのが別の人なので欲しい写真が無かったり、そもそも動画の画像がぼけていて使えなかったりと、今後も写真無しで説明する事が有ると思いますが、その部分はおいおい追加で説明します。)

当社で使っているラックは2種類。通常用と低温用。

低温用は、トルコとかオパール等の熱に弱い石を加工する時に使用します。

これらの石は加熱でクラック(通称:カン)が入るので出来るだけ低温で加工。

<2種類のラックの性質>

●通常用ラックは粘りが有るので衝撃に強い。又、溶けた状態でドロドロと粘りが有るので、ドップと石の間に多少の隙間が有っっても盛って固定出来る。

●低温用は固くて脆いので少しの衝撃ではがれやすい。溶けるとサラサラなので盛れず、石とドップ間の隙間が大きいと埋まらないので取れやすい。

加熱した鉄板(通称:ラック台)の上に石とドップを置き加熱、ラックを溶かしてドップに付けて石と接着します。

<接着のポイント>

●全部を温める。石接着面とドップの接着面がちゃんと温まっていないと剥がれます。

●ドップと石の中心を合わせ、垂直水平に接着。これ非常に重要。後の作業、仕上がりに大きく響きます。中心合わせは、石の形状により若干変わります。

接着後は常温放置でしっかり冷まします。急冷するとカンが入ります。

では研磨に入ります。

↓これは研磨前。ドップに貼った状態。

BT①削前.jpg

研磨材は数値が小さい方がメッシュが粗く沢山削れます。その分エッジがカケやすい。

数値が大きい方がメッシュが細かく少ししか削れないです。

今回は削る部分が少なく、カケた場合は取り返しがつかないので#600(メッシュ600番)のダイアモンドディスクを使用します。

当社で使用しているダイアモンドディスクは#180、#320、#600。その後スムージング#1200。

番手は倍々に増えて(細かくなって)いきます。

↓ファセットカットが残らないよう、なだらかな山になるよう切削。

バフトップ①削り.jpg

くるくるとドップを常に動かしながら加工。

ファセットカットはドップを動かさず同じ場所を削り、カボションカットは常に動かして平らな面が出来ないように削ります。

↓まだアッパーガードルファセットが残っています。

赤矢印の黒っぽい部分がファセットカットの残り。

青矢印の白っぽい部分はガードルです。

BT①削中.jpg

↓ほぼ全体が削れました。

中心にぽつっと黒っぽい点が見えますか?これ、まだ中心がなだらかな山になっていない目印です。

光の反射を見ても、テーブルがまだ平らに近い状態で残っているのが解ります。私には。

BT①600終了.jpg

山を整え、ディスク作業は終了。

今回はここまで。

次回はスムージング作業を行います。

スムージング?と思われたら是非次回ブログをご覧ください。

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動画連動ブログ初回なので説明分が長くなってしまいました。

今後同じ作業が多々出てくるので、もう少しタイトに話が流れていくと思います。思う、、、

では、また次回。よろしくお願いします。

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動画バフトップ加工①:https://youtu.be/LCbv-Lru0Cg